地球温暖化の影響は、北極圏を直撃しています。
「ホッキョクグマ」は、絶滅の危機さえあると報告されています。
人類が排出し続けている温室効果ガスによって地球温暖化が進行し、野生生物を絶滅させてしまう現実を重く受け止め、早急な緩和策を実行することが必要なのです。
WWFの調査によると、ホッキョクグマが生息する最南端の地域であるカナダのハドソン湾で、通常より海氷が解けるのが一週間早かった場合、ホッキョクグマの体重は約10キロも減ってしまい、健康状態も悪化していることが報告されています。
「地球温暖化」によりホッキョクグマが痩せてしまうことは調査によって明らかになっています。
ホッキョクグマのメスが痩せてしまい、十分な栄養が備わっていないと、そのメスグマから産まれる仔グマにも影響が及びます。
近年の1980年から1992年にかけて、ハドソン湾で誕生した仔グマの生存率は半数以下である44%を示しています。
メスグマは、北極圏に冬が近づくと仔グマを産むために雪洞に巣ごもりします。
仔グマを産んだ後も春の到来まで約100日間何も食べずにその雪洞で過ごし、母乳を与えるのですが、それだけの栄養が必要なのです。