2008年06月07日

地球温暖化のメカニズム

「地球温暖化」の原因であるとされている「ガス」には様々な種類があります。

化石燃料の使用が産業革命以降増え続け、その結果、大気中に含まれる二酸化炭素量も増加しているのです。

私たちに暖かい日差しを与えてくれる太陽の光は、地球における大気を素通りして地面を暖めてくれます。

それによって地表からは熱が放射されますが、その熱を温室効果ガスが吸収して大気を暖めてくれているのです。

温室効果ガスが人類に必要なガスであると言うことは分かって頂けたと思います。

一人あたり排出量を見ても分かる様に、工業、産業の進んでいるアメリカ、ロシアや日本などの「先進国」が大きな割合を占めており、「地球温暖化」緩和への重い責任を担っているのも分かります。

温室効果ガスは、二酸化炭素の他にもメタン、一酸化二窒素、フロンなどが挙げられます。

メタンの排出原因の半分以上が化石燃料の燃焼や、埋め立てなどの土地開発が原因と報告されています。メタンの大気中濃度も1750年から150%増加傾向にあり、現在も進行中です。

フロンは皆さん良くご存知と思いますが、オゾン層を破壊する性質を持っています。

二酸化炭素の濃度は、産業革命前の1750年には280ppmとなっていますが、近年の2005年では379ppmと35%も増加しています。

様々な観測や過去予測の結果から、過去2万年で最大の増加率と報告されています。
このまま地球温暖化が進むと2100年頃には1750年と比較して2倍~3倍まで増加すると予測されています。

二酸化炭素を排出している量が最も多い国はアメリカで、年間50億トン以上を排出していると報告されています。この数値は全世界の24.4%にあたり、アメリカの二酸化炭素排出量を削減することで大きな効果が得られるでしょう。

日本の二酸化炭素排出量はアメリカの約4分の1以下となりますが、それでも世界第4位と排出量の多い国なのです。

人口比率の切り口から見てもアメリカは一人当たり排出量が最も多く、日本の約2倍、中国の約9倍、インドの約18倍と報告されています。

2008年06月06日

地球温暖化の原因

地球温暖化は、地球上において本来の自然由来の問題と人的な要因に分けられます。

地球温暖化は人類が発生させた温室効果ガスの放出が主な要因とされています。

一度発生した二酸化炭素などの温室効果ガスは、驚く事に約100年間、地球の気候や気
象状況、海水などの影響を及ぼされるのです。

自然現象として太陽が放射する熱量などの変化量は、上記に述べた様な人的な要因に比べ
て、ほんの数%程度しかありません。

地球や地球を取り巻く自然現象だけでは現在に至る地球温暖化は起こりえないとされています。

やはり地球温暖化の原因として温室効果ガスの一種である二酸化炭素、メタンなどの影響が大きいとされています。

他には人類の土地開発、エアロゾルの使用など様々な原因があると推定されています。

では、二酸化炭素の濃度に重要な関係を持つ世界中の森林破壊について考えて行きましょう。

地球上において、実に陸地の4分の1は森林にあたりますが、その森林は、二酸化炭素を
吸収し酸素を放出し、水を蓄え、大地に栄養を与えます。

しかしその豊かな森林も、あと100年余りで無くなってしまうと報告されています。

今生きている私達は100年後にはほとんどの人が生きてはいませんが、私達の子供、ま
たその子供は間違いなく存在するでしょう。

酸素を作り出すこと、栄養の高い水を蓄えること、大地を育てること、食べ物を作り出す
ことなど、生活の原則となる機能全てに深い関わりを持ちます。

ある程度の森林伐採は生きていく上で必要なのかもしれませんが、それ以上の森林伐採は
私達だけでなく、地球そのものを脅かす危険行為なのではないでしょうか。

2008年06月05日

地球温暖化の歴史

あまり聞きなれないと思いますが、地球の気温に関しては1980年代前半までは、地球寒冷化と唱えられていました。

気象観測技術や研究が進むにつれて、地球が温暖化に向かっており、人類が排出する温室効果ガスが重要な影響を与えていることが世界中で合意されていきました。

地球温暖化とはその名称通り、地球全体の気温が上昇し様々な影響を与えるものですが、過去の気温に比べ実際に気温が上昇しています。

地球表面における現在の大気や海洋の平均温度は、1896年から1900年の5年平均値と比較して、0.75℃暖かくなっています。

過去の気温の測定手段としては、自然界のプロキシを使用して復元されますが、同時に地球規模で最新計測機器を使用した気温の直接的な観測を1860年頃から始めていますので、過去50年位は詳細データも揃っています。

又、1979年から、対流圏温度を衛星観測すると言う最新技術を駆使した観測も行っています。

この様な詳細測定データや過去の気温推移からも地球温暖化が進んでいることは間違いなく、年々気温が上昇していってしまう予測にも信憑性があります。

やはり、ひとりひとりが出来る事をすぐに実行し、又、政治や企業などの組織的な活動、国全体での活動、世界共通した温暖化を防ぐ活動が今最も必要なのではないでしょうか。

2008年06月04日

京都議定書

地球温暖化を抑制するための国際的枠組みである「京都議定書」で議決されている内容としては、その原因となる温室効果ガスの削減率を各国別に具体的に定めてあります。

「京都議定書」で設定されている世界各国の温室効果ガスの削減目標は、2008年から2012年までの期間中、温室効果ガス6種類の排出量を、基準年とされている1990年と比べ、最低でも5%削減することを求めています。

また、「京都議定書」が策定される前から技術的な対策に依存するのではなく、化石燃料を使用しない方法で化石燃料の由来排出量を減少させてきた北欧諸国などは「京都議定書」の目標値が緩く設定されています。

世界各国が目標達成する事は「地球温暖化」の緩和にとって不可欠な条件となります。

先進諸国の中で、又、世界最大の二酸化炭素発生国のアメリカ合衆国が、「京都議定書」から離脱していることは、地球温暖化を無視した自己経済利益のみの考えであると世界中から非難されています。

一方で京都議定書そのものが、欧米諸国の政治的圧力であると言う声もあがっていますが、本来は「地球温暖化」と言う問題に対し、全世界共通認識で目標をしっかりと持ち、取組む事が必要なのですが。

近年の進捗では、オーストラリアも当初離脱していましたが、政権交代を期に2007年12月3日に批准しました。

2008年06月03日

地球温暖化の進行

北極圏の状況から地球温暖化は確実に進行していると予測されます。

特に夏の北極における海上の氷面積は、ひと昔である1970年と比べても4分の3にまで減少しています。

北極圏の夏は現在2週間ほどしかないのですが、地球温暖化の主要因である二酸化炭素の濃度が増え続けて2倍にもなれば、氷は60%も減少すると報告されています。

国、企業、ひとりひとりが地球温暖化の緩和策に真剣に取り組み、一日でも早く効果を出すことが地球温暖化の進行を止める手段なのです。

まずは降水量の長期的な傾向を考えていきましょう。

今後も地球全体の地域において「地球温暖化」に影響のある水蒸気と降水量は増加傾向にあると予測されています。

干ばつや豪雨をもたらすエルニーニョ現象は、特に新しい気象状況ではありませんが、やはり過去100年間と比較して、1970年以降は発生頻度が高く、また一度発生するとその現象が長期化する傾向をみせています。

エルニーニョ現象とは熱帯東太平洋で、海水の温度が平年と比較して0.5℃以上高い状況が継続する気象状況を指しますが、近年のエルニーニョ現象は海水温の上昇幅がより高くなっています。

エルニーニョ現象の反対に、海水温が0.5℃以上低い状態をラニーニャ現象と言いますが、このラニーニャでは大きな異常気象はさほど発生はしません。

近年の予測では、21世紀中に気温の上昇、大きな範囲、地域での大雨、豪雨の増加、中緯度にあたる地域での夏季渇水、大型台風、熱帯低気圧の最大風力、降水量の増加などの異常気象現象が発生するとされています。

2008年06月02日

北極圏の地球温暖化

地球温暖化の影響は、北極圏を直撃しています。

「ホッキョクグマ」は、絶滅の危機さえあると報告されています。

人類が排出し続けている温室効果ガスによって地球温暖化が進行し、野生生物を絶滅させてしまう現実を重く受け止め、早急な緩和策を実行することが必要なのです。

WWFの調査によると、ホッキョクグマが生息する最南端の地域であるカナダのハドソン湾で、通常より海氷が解けるのが一週間早かった場合、ホッキョクグマの体重は約10キロも減ってしまい、健康状態も悪化していることが報告されています。

「地球温暖化」によりホッキョクグマが痩せてしまうことは調査によって明らかになっています。

ホッキョクグマのメスが痩せてしまい、十分な栄養が備わっていないと、そのメスグマから産まれる仔グマにも影響が及びます。

近年の1980年から1992年にかけて、ハドソン湾で誕生した仔グマの生存率は半数以下である44%を示しています。

メスグマは、北極圏に冬が近づくと仔グマを産むために雪洞に巣ごもりします。

仔グマを産んだ後も春の到来まで約100日間何も食べずにその雪洞で過ごし、母乳を与えるのですが、それだけの栄養が必要なのです。

2008年06月01日

地球温暖化の足音と大都市

地球温暖化の影響で、過去の平均気温と比べると1℃上昇するなど気温の変化を耳にしますね。

気温が1℃高いと言うことは、地球上で距離にすると100Km南下するの戸同じなのです。

植物や人類以外の生物にとってはとても敏感に感じる気温変化なのです。また、地球温暖化が原因で発生する異常気象が起こっています。

地球の豊かな植物は二酸化炭素を吸収して、酸素を作り出してくれますが、排出量が多すぎて追いつかない現実と、森林伐採などによる木々の減少により二酸化炭素濃度はどんどん高くなっています。

二酸化炭素の濃度が高い温室効果ガスの中で、気温が上昇し続けることは、ビニールハウスの中で暖房をたいている様なもので、時間と共に温度がどんどん上昇することと同じなのです。

地球の環境は、太陽からの熱もありますので更に気温は上昇する傾向にあります。現在地球の置かれている状況は、そのビニールハウスの様な状態になりつつあるのです。

特に巨大なビルが密集する大都市の東京や大阪、名古屋に至っては気温の上昇が激しく、地球温暖化の影響が顕著に現れる場所でもあるのです。

2008年05月31日

地球温暖化の影響

世界中で地球温暖化のリスクが叫ばれている一方で、当然その緩和、対策に必要な技術開発や予算、費用の予測も実施されています。

学術的見解からは、世界中で行われている人類の環境問題に対する取組みやその案は、有効な緩和策を有していて、温室効果ガス排出量を現状と比べ大幅に低減する事は可能とされています。

現在から10年~30年間に行う温室効果ガスの排出量低減が、最も大きな影響をもつと言われています。

日本は食糧の約60%を海外からの輸入に頼っている為、国外での食糧難や価格高騰の影響を受け易い状況下にあります。

そして、「地球温暖化」の影響で気圧配置が変化し、従来とは異なる気象現象が発生しているとされています。

海外でもアメリカ東部、南東部における海水温の上昇により竜巻が多発、又、世界中で寒い日が減少し、暑い日が増加しています。

また、気になる海水面の上昇ですが「地球温暖化」により、気温が上昇すると、当然氷床や氷河の融解が加速されます。

海水量が増えるため、海面の上昇が発生するのです。近年の報告では海面の上昇要因は熱膨張による寄与が大きく、次いで氷河と氷床の融解が影響とされています

どちらも温暖化により発生していると言えます。日本の沿岸部では年3.3mmの上昇が観測されているそうです。

2008年05月30日

工業、産業界の温暖化対策

「地球温暖化」の緩和対策は工業、産業界においても促進されています。今の状況からすると、本当にすぐ行動を興さなければならないのです。

日本国におけるCO2の排出量は1990年以降増加傾向にあります。各界での更なる効果的な緩和策の実施が必要不可欠でもあり、期待されています。

地球温暖化に大きな影響を与えるゴミ問題を解決する新材料として開発され、今となっては生活に不可欠となったプラスチック。

しかし不要になったプラスチックを焼却することは、二酸化炭素、ダイオキシンの有害物質を排出することになりますので、逆に地球温暖化の原因となってしまいます。

焼却せずに埋め立てゴミにした場合でも、有害物質は排出しなくて済みますが、広大な埋立地を必要とします。

廃棄しても自然に還ると言うことは、地球温暖化に影響する様な負荷が生じないと言うメリットがあるのです。

「生分解プラスチック」の原料としては石油と生物資源がありますが、地球環境負荷を軽減する観点から、当然石油原料よりも生物資源(バイオマス)へシフトしている様です。

既に一部で実用化されている製品もありますが、従来のプラスチックの様に硬質プラスチック、軟質プラスチックと様々な種類が研究、開発されています。

現状では耐久性や耐熱性、コスト面で課題を抱えていますが、生分解プラスチックの特性を生かした用途での実用化が推進されています。

2008年05月29日

フロンガスの回収と処理

温室効果ガスには二酸化炭素やメタンなど様々なものがあげられますが、オゾン層を破壊する性質を持つ「フロンガス」もその一種です。

「フロンガス」の性質は空気よりも重さがあるため、オゾン層へはゆっくりと時間をかけて近づいていきます。

一般的に、フロンガス排出からオゾン層へ到達するには20年かかると言われていますが、20年後にはどうなっているのでしょうか?

ひとりひとりが意識して実行する事が求められています。

フロンガスを回収、大気中に排出させない様に処理するために、1995年より前に生産された商品を簡単に廃棄する事はできません。

新しく買い換えを行う場合には、粗大ゴミなどで廃棄するのではなく、きちんと電気店に引き取ってもらうことが重要なのです。

家電については「家電リサイクル法」と言う法律が現在では存在します。

フロンガスが使用されている製品は、単にリサイクルして使用されるのではなく、フロンガスの処理もきちんと義務付けられて行われているのです。

家電だけではありませんね。「自動車リサイクル法」も同様です。

クルマのエアコンにもフロンガスが使用されていましたので、同じ様に処理が必要なのです。

きちんとリサイクル法のお金を支払って、処理してもらう事は私達の義務なのです。